中国電信と中国網通は小霊通への投資拡大継続
2005年 08月 18日
チャイナテレコムとチャイナネットコムはこのほど、小霊通ネットワークへの投資を引き続き拡大すると発表した。中国電信は上海市と江蘇、浙江、湖北、広東、広西、福建、雲南各省のIP小霊通ネットワークを拡張する予定。一方の中国網通は北京市、黒龍江、遼寧、山東各省と内モンゴル自治区で同様に拡張と優良化を行う。
上記2社の収入増の源は、主に小霊通とADSL。新規の電話契約の多数が小霊通となっている。専門家は、3Gの認可が進まないため、他分野での利益増加がさほど見込めない両社は小霊通に頼らざるを得ない状況だと分析している。
小霊通は通信料金の安さをうりに、行政都市でシェアを拡大している。郵便局などでも小霊通の本体が販売されている。今後3Gへの展開中に将来性が懸念されているが、小霊通のユーザーが通話とメールが中心で、あまりコンテンツを利用していないことなど、しばらくの間も隙間ビジネスとして生き残るでしょう。
■チャイナテレコム
■チャイナネットコム
by shinichi.hakubi
| 2005-08-18 12:54
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